沖縄そば、八重山そば、宮古そば

沖縄の人々が愛してやまない沖縄そば。そばといってもそば粉は使わず、小麦粉もを灰汁でつなぐのが特徴。しかし灰汁の入手が困難になり、今はラーメンの麺と同じカンスイを使用しているところが多くなっている。ところで、ひと口に沖縄そばといっても地域によって少しずつ個性があるので沖縄旅行の時には食べ比べてみるのもよいだろう。ここでその特徴をおおまかにみてみよう。まずは沖縄本島の沖縄そば。本島南部や中部では3〜4ミリ幅の麺で、名護より北部では平麺が多い。スープは豚骨とかつお節からとることが多いが、店によっては鶏骨や昆布を使うところもある。基本の具は豚の三枚肉、ネギ、カマブク(沖苑のかまぼこ)で、好みで紅ショウガをのせたり、コーレーグース(島トウガラシを泡盛に漬けたもの)を少々かけて食べる。一方、八重山そばは細めの丸麺とコクのあるスープが特徴だ。豚肉は短冊型に切ったロース肉を使う。紅ショウガはのせず、コーレーグースの代わりにピイヤーシ(ピパーチ、ヒハチとも)と呼ばれる島コショウをかけるのが一般的だ。また、宮古そばは、やや細めのストレート麺が多い。沖縄のそばは茄でたあと麺がくっつかないように油をまぶし、スープをかける前に湯通しするのだが、宮古そばはほかの沖縄そばに比べて、よりしっかり湯通ししてその油を洗い流すので、スープがあっさりと上品に仕上がっている。具の豚肉は八重山と同様豚ロースだが、こちらは短冊型には切らずにのせることが多い。昔の宮古そばは、具が麺の中に隠れていたそうだが、30年くらい前から具を上にのせるようになり、現在、宮古島にあるそば屋では具が上にのったものを出す店が主流である。

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日本海側で人気の温泉地

加賀の温泉の中でも、山代温泉の存在感は大きい。夜毎賑わう温泉街は、北陸のなかでも人気が高いこの場所の発展を知らしめているようだ。しかし、もともとは漆の塗り柱や紅殻格子の、しっとりした温泉である。その山代温泉で、街を見下ろす高台にある上品な高級旅館が、『こもれびの湯べにや』である。リニューアルをして、前にも増してよくなった。誕生したのは和室4室、洋室2室の新館「無打有」。全室に専用露天風呂が付いた客室棟である。これでこの宿の露天風呂付き客室は10室。全22室の宿の半分近くなった。この新館の建築がとてもよい。いわゆる旅館の建築と、全く違う方向からアプローチされているといえばいいのか。打ち放しコンクリートと竹、木を巧みに利用した、外観も内装も現代建築の佳作である。おそらくは最も難しい注文だっただろう客室付き露天風呂の存在を、実にうまく消化している。建築に興味のある方ならば特に、いま泊まって欲しい宿として強く推しておきたい。まだ数少ない、露天風呂付きの洋間が2室あることも指摘しておこう。その山代温泉で、街を見下ろす高台にある上品な高級旅館が、『こもれびの湯べにや』である。こもれびの湯は共用の、檜の露天風呂のことを指すのだろう、とても気持ちのよい風呂である。他の風呂もどれもいい。もともとこの宿は魅力的である。いい感じに枯れた千坪の庭園を持ち、また建物がどれも美しい。ロビー回りに斜めに陽が射すころなど、紅葉の時には実に見事である。空間のそこかしこに、心を捉えるフレームがある。料理は加賀会席。季節によってはふぐづくし、鴨鍋会席やカニの炭火焼きなど魅力的な品があるので、確認してから出かけよう。また同じ日本海側で人気の温泉地としては、夕日ヶ浦温泉がある。夕日ヶ浦温泉で美しい景色を眺めながらゆっくり温泉に入ってみてはどうだろうか。
夕日ヶ浦温泉について